ご存知ですか? オタワ足関節ルール
2015年11月2日
こんにちは。
豊田市で骨盤矯正、交通事故、スポーツ障害が得意な、ころも接骨院です。
最近めっきり朝晩寒くなってまいりましたが、
みなさん風邪などひかれてませんでしょうか?
私は寒くなると腹巻きをしてお腹と腰を冷やさないようにしております。
本日お話しするのは、スポーツ障害の中でも、よく起こるケガ
「足関節捻挫」についてのお話です。
豊田市はスポーツがさかんで、小学生から積極的にスポーツ行っております。
なかにはすごく沢山練習して、かえって体の調子を崩してしまう子もいます。
当院でもよく来院される足関節捻挫。
ちょうど土曜日の午後でした。
「今日もそろそろ終わりかな?」
と思っていたころに1本の電話。
「先生。娘がたった今、バスケットで足首を傷めてしまって歩けなくなっちゃったんだけど、どうしよう」
急患ですので私は、
「すぐにご来院ください。」
という返事。
「10分くらいで行けると思います」
こういう時は、スピーディーな対応が求められます。
患者様が到着されるまでに、
アイシングの準備、場合によってはレントゲンも必要になってくるので、
土曜日の午後からでも診察してもらえる病院をチェック。
固定の為の副子材料の準備、松葉杖も必要かも・・・。
あれこれ考えていたら、すぐに到着。
足がつけないので、おんぶで来院。
ここで大切になってくるのが所見ですよね。
みなさんは、「オタワ足関節ルール」というルールをご存知でしょうか?
お医者さんやメディカルトレーナーも使っている、判断基準です。
①くるぶしから6cmの高さの圧痛。
③第5中足骨基部
②内くるぶしから6cmの高さの圧痛
④舟状骨以上
以上①~④の部位に圧痛がある場合。
さらに、
⑤4歩、自立歩行ができない場合は骨折を疑う。
というものです。
みなさんも覚えておかれると良いと思います。
ちなみに患者様は①と⑤が陽性だった為、
アイシングの後に、副子固定、松葉杖と情報提供書をお渡しし、
探しておいた病院にバトンタッチしました。
明確な判断基準があると、ご両親にも説明しやすいですよね。
ちなみに結果は幸い骨折もなく、早い対処でしたので、
現在は競技に復帰しております。
これからもより的確に、よりスムーズに治療が受けられるようにしていきたいと考えております。
それではまた次回をお楽しみに。
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ころも接骨院
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